ロダン、ダンスは済んだんだろ？

（回文）

。。。

若宮宮若。

高速を走っていると、

あの回文のような標識が

気になって仕方ありません。

宮田町と若宮町が合併してできた宮若市。

そこにある脇田温泉「楠水閣」に行ってきました。

宿泊プランは10，000円くらいからあるようです。

今回は日帰りプランのうち、

お部屋でゆったり会席プランをチョイス。

中庭には紅葉。小さな滝などもしつらえてあります。

くつろぎのロビー。

脇田温泉の近隣には窯元が多く、

旅館内にも作品が飾られていました。

若宮八幡宮の重要文化財、三十六歌仙絵と同じものが

館内のあちこちに飾られています。

ロビーにあったのは「宜秋門院丹後」の絵。

何かの物語の一節でしょうか。

広々とした部屋。

飲み物は冷蔵庫からセルフで取ります。

庭付きの部屋でした。こじんまりした庭。

庭から正門が見えます。紅葉が綺麗でした。

お茶うけの菓子。

若宮町西福寺の「追い出し猫伝説」からできた特産品です。

会席は７，０００円コースをチョイス。

メニューはプロのイラストレータに描かせているそうです。

食前酒はボジョレー。

珍味三種盛。どれも塩辛め。

イカのワタあえ、干しホタテの菊花あえ、ほっき貝のみそあえ。

刺身５種盛。

まぐろ、天使のえび、はまち、イカ、鯛。

はまちが特に新鮮で、脂が乗りすぎでもなく、

美味しかったです。

ふぐ刺し。スタンダードな味。

ほたてとキャベツの博多蒸し。

あっさりとした味わい。

焼きずわいがに。

イクラと黄身おろしをつけて、いただきます。

黄身おろしは初めてでしたが、たっぷりのイクラと、

蟹身と合わせると味わい深かったです。

サーモンの石狩鍋と揚げ物。

石狩鍋のスープは、だしベースでした。

個人的には白味噌仕立てのほうが好きですね。

揚げ物はしつこくなくて良かったです。

脇田そばと、うるち米の茶碗蒸し。

脇田そばは冷たい瓦そばみたいな感じ。

梅肉とお粥がはいった茶碗蒸しはなかなか珍しかったけど、

別々に食べたほうが美味しい気がしました。

松茸ご飯はその場で釜炊きしてくれます。

約３０分で炊き上がり。

おこげがほどよく混ざっていて、香ばしかったです。

でも、すごくお腹いっぱいで、味わいが半減してしまってたかも。。

豆乳プリンの黒蜜がけと季節のフルーツ。

プリンというより、

豆腐に湯葉をのせて、黒蜜をかけた味。

でも甘さ控えめで会席の締めとしては悪くなかったです。

。。。

食後、少しのんびりしてから、メインのお風呂へ。

この部屋は五右衛門風呂の露天がついています。

外との境目は壁ではなく、すだれなので、

真冬だと少し寒いかもしれません。

欲を言えば、蛇口のハンドルが普通のお風呂仕様ではなく、

木製か何かのほうが良かったな。

脇田温泉は、水質が単純泉です。ちょっとしょっぱかった。

アルカリ性なのでピーリング効果でお肌がツルツルになりました。

。。。

温かい湯につかって、日頃の疲れを癒したあとは、

のんびりと部屋でくつろぎました。

温泉旅行、となると大げさな準備も必要ですが、

こういう日帰り温泉は手荷物なしで出かけられるので

家族連れでもオススメです。

風呂付きではない部屋でも、

高台にある大きな露天風呂まで

浴衣で歩いて行って入れます。

心のピーリング効果もあって、

身も心も軽くてピカピカになりました。

。。。

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