「信頼は強制によって醸成されているものではない。

人間に信頼を強いることはできない」

（ダニエル・ウェブスター）

。。。

人と人が固い信頼で結ばれる、

というのは理想ですが、100％の信頼というのは

現実にはなかなかないことです。

めったにない、という意味の店名がついた、

東京丸の内の「たまさか」に行きました。

シンプルな献立。

二段重のお弁当3,800円と

昼懐石4,800円をチョイス。

懐石のお品書き。

旬の珍しい野菜を使ったメニューが並びます。

店内。厨房が見えて楽しいです。

料理人と話しながら食べることができます。

生ビール　800円。

喉が渇いていたので、非常にうまいです。

峰岡豆腐の黄粉餡。

江戸時代、牛乳のことを峰岡と言っていたことから、

牛乳を固めた豆腐のことを峰岡豆腐と呼ぶそうです。

黄粉の香りと牛乳はよく合っていましたが、

わさびは不協和音だったので、あまりつけませんでした。

青菜の白和え。さっぱりしていて美味。

椀物は白魚真丈。

真丈は真薯とも書きますが、

魚のすり身に卵白や山芋を混ぜたもの。

今回は、椀にする前に蒸してありました。

ほんの少し白魚の香りがするのと、

卵白が多めなのかかなりふわふわの食感でした。

刺身盛り合わせ。

すごく正直に言うと、

烏賊の刺身は北九州の居酒屋で食べるもののほうが新鮮。

桜鯛の蚕豆焼き。行者大蒜のしょうゆ漬け。

東京の魚はどうしても鮮度に欠けるようです。

焼けた鯛の臭いが、我慢できないくらい臭かった。。

天ぷら。

手前のがメインの、蛍烏賊の磯部揚げ。

まず海苔の香りが来て、そこへ烏賊の香りが追いついてくる、

そんな味でした。

こごみの天ぷらが好きなので美味しくいただきました。

もう一品は発芽大蒜だそうです。

筍と春蕪の浅蜊鍋。

アサリの香りがふわふわと香るダシがGood。

蕪は甘くてとろける感じ、筍はえぐみのない、

優しい味でした。

二段重のお弁当は良く似たラインナップの簡易版。

懐石もお弁当も、ご飯ものは同じで、

桜海老ごはんでした。

北九州の佐藤は、釜飯で残ったご飯はおにぎりにして

持たせてくれるのですが、ここはそういうサービスはなかった。。

おなかがぎゅうぎゅうで1杯しか食べられなくて残念。

デザートは、黄粉のティラミス。

蕗の薹のキャラメルプリン。

これ、普通のキャラメルプリンのほうが美味しいです。。。

蕗の薹のアクが強すぎでした。。

。。。

ダニエル・ウェブスターは、

アメリカの原子力潜水艦の名にもなった、

有名な政治家です。

信頼は1日ずつ正しい行動を積み重ねて

培われていくものですが、

時に誠意が全く通じない相手もいますよね。

それでも、強制することもできないので、

いつも通り、コツコツ自分らしく頑張っていくしかないものです。

。。。

西日本エレベータは自然と皆様からの信頼が広がっていくように、

今日も頑張ります！