新生活が始まる季節です。

この春、実家を出てアパートやマンションで一人暮らしをはじめるという方も多いのではないでしょうか。
そんな中、改めて考えたいのがエレベーターを利用する際のマナーです。

エレベーターは共同生活を送る上で欠かせない設備であり、気持ちよく利用するためには、周囲への配慮が大切です。
そこで今回は、新生活を始めるにあたって知っておきたい、エレベーターの基本的なマナーについてご紹介します。

1. エレベーターの正面で待たない
エレベーターの正面で待つのは避けましょう。
降りる人が優先なので、ドアが開いたら一歩下がるように心がけ、スムーズな乗り降りを促します。

2. 駆け込みで乗らない
エレベーターが閉まりかけているときに慌てて乗り込むのは危険です。
間に合わなかった場合は、次のエレベーターを待つようにしましょう。

3. 閉ボタンを押す前に周囲を確認する
閉ボタンを押す前に、周囲に人がいないか今一度確認しましょう。
特に、荷物を持っている人やベビーカーを押している人、高齢者や体の不自由な方は、乗り降りに時間がかかる場合があります。

4. エレベーター内では静かに過ごす
エレベーター内は狭い空間なので、大声で会話すると周囲に響き、不快な思いをさせてしまう可能性があります。
電話も同様です。マナーモードに設定するなど、周囲への配慮を忘れずに。

5. エレベーター内で飲食しない
エレベーター内で飲食するのは避けましょう。
食べこぼしや臭いが原因で、他の利用者に迷惑をかける可能性があります。

エレベーターに限らず、地域社会の一員として生活するには周囲への配慮が大切です。
新生活を始めるにあたって、ぜひ「思いやり」を意識してみてください。

なお、上記のマナーは、あくまでも日常生活におけるエレベーターの利用を想定したものです。
ビジネスシーンにおけるマナーは状況により細かな配慮が必要とされる場合もありますのでご注意ください。